くらし情報『ひろゆき「普天間の周りは何もなかった」発言に“デマ”と批判殺到…過去に安倍元首相も国会で否定』

2022年10月12日 06:00

ひろゆき「普天間の周りは何もなかった」発言に“デマ”と批判殺到…過去に安倍元首相も国会で否定

周りには何も無い。そこに商売になるということで住みだした」と発言していた。

しかし、百田氏の発言は「事実でないのでは」と波紋を呼ぶことに。そこで当時首相だった安倍晋三氏(享年67)は、国会で「普天間基地の形成過程についてどう認識しているのか」と問われた際、「戦前、役場や学校があり集落が点在していた。米軍が土地を接収し建設した」と安倍氏は答弁し、百田氏の発言を正式に否定していた。

また、沖縄県が発行している冊子「沖縄から伝えたい。米軍基地の話。Q&A Book 令和2年版」でも「何もなかったところに米軍基地ができて、その周りに人が住んだのではないですか」という質問に対して、「それは、誤った認識です」と答え、こう続けている。


「たとえば、米軍上陸前年の宜野湾村には多くの集落が存在し、約1万4千人の住民がいましたが、沖縄に上陸した米軍は普天間飛行場建設のために宜野湾、神山、新城、中原の4つの集落を中心に広い範囲を強制接収しました。なかでも、普天間飛行場が建設される前の当時の宜野湾村の中心は字宜野湾という場所で、現在の普天間飛行場の中にありました。そこは、もともと役場や国民学校、郵便局、病院、旅館、雑貨店がならび、いくつもの集落が点在する地域でした。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.