くらし情報『岸田首相“脱マスク政策”がコロナ第8波に影響も…医師が警鐘』

2022年10月21日 06:00

岸田首相“脱マスク政策”がコロナ第8波に影響も…医師が警鐘

いっぽう、コロナ第8波がどんな規模でやってくるのかということも気がかりだ。名古屋工業大学先端医用物理・情報工学研究センターの平田晃正教授は、過去の人流や新規陽性者数などの推移をもとに、東京都での第8波・新規陽性者数の予測を発表した。

「昨年同時期の状況をもとに算出していますので、『忘・新年会の開催は少なく、多くの人がマスクを外さない状況』を前提にしています。その場合、やはりコロナ第8波に相当する流行が来るとすれば、’23年1月以降にピークを迎えるでしょう」

平田教授のシミュレーションでは「行動が十分抑制された場合」=「忘・新年会でもマスク会食をしている対策レベルの場合」で、1月下旬あたりで1日最高「5千人弱」の陽性者数となる。最大の陽性者が出るのは、「行動が回復した場合」=「飲み会ではマスクをせず、そのほかの屋内外でも半数ほどがノーマスクの場合」で、1月下旬に1日「1万5千人弱」まで跳ね上がる試算となった。

「しかし、もしみなさんがマスク生活を完全にやめてしまえば、私の『最悪の想定』では東京都で1日『2万人程度』までは増えてしまう可能性も否定できません」

前出の松本教授は、「仮にまだ見ぬ変異株が登場すれば、第8波は第7波に匹敵する感染爆発になる恐れがある」

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