くらし情報『岸田首相“脱マスク政策”がコロナ第8波に影響も…医師が警鐘』

2022年10月21日 06:00

岸田首相“脱マスク政策”がコロナ第8波に影響も…医師が警鐘

マスク着用について言及する機会が増えている岸田首相(写真:時事通信)

マスク着用について言及する機会が増えている岸田首相(写真:時事通信)



10月9日、岸田文雄首相は三重県鈴鹿市で行われたF1日本グランプリに来場し、ステファノ・ドメニカリCEOとノーマスクで会話する場面の映像が報道された。翌日、鹿児島県霧島市で開催された和牛生産者との対話集会では、屋内でもマスクを着用せずに会話。

「岸田首相は『世界に歩調を合わせた取り組み』と胸を張りましたが、ここ数日の“マスク着用見直し”に関する言動は、医療関係者から『コロナ禍の現時点では誤解を招く行動で、国民のマスク習慣の努力を台無しにしかねない』と疑問視する声が上がっているんです」(全国紙記者)

そもそも厚労省は《屋外では人と2m以内での会話でマスク着用》《屋内では人と2m以上離れて会話なしの場合(図書館での読書や芸術鑑賞)以外はマスク着用》との目安を推奨しているのだ。感染症学が専門の国際医療福祉大学の松本哲哉教授はこう話す。

「岸田首相が訪れたF1会場はたしかに屋外でしたが、人との距離が2m以内でマスクを外していたようですし、近距離での会話も映像で放送されました。これによって『こんなシーンでも外していいんだ』と思う人も出てくる。

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