くらし情報『雅子さま 1カ月前から体調を整えられて…25年ぶりの沖縄ご訪問に見せていた熱意』

2022年10月26日 11:00

雅子さま 1カ月前から体調を整えられて…25年ぶりの沖縄ご訪問に見せていた熱意

それから47年、上皇さまの“犠牲者を悼み続け、沖縄に心を寄せ続ける”という誓いを、天皇陛下と雅子さまが継承されている。

両陛下は今年5月15日、「沖縄復帰50周年記念式典」にオンラインでご臨席。天皇陛下は次のようなお言葉を述べられた。

「大戦で多くの尊い命が失われた沖縄において、人々は『ぬちどぅたから』(命こそ宝)の思いを深められたと伺っていますが、その後も苦難の道を歩んできた沖縄の人々の歴史に思いを致しつつ、この式典に臨むことに深い感慨を覚えます」

名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんが、この式典での陛下のお言葉について解説してくれた。

「上皇ご夫妻が戦争を体験した世代であるのに対して、天皇皇后両陛下は戦後世代です。そのため慰霊を継承するにあたっても、意味合いは変わってくると思います。

式典のお言葉のなかには『一方で、沖縄には、今なお様々な課題が残されています』という踏み込んだ表現がありました。

米軍基地問題を含め、政府・自民党の政策には沖縄県民の感情に寄り添っているとはいえない面があります。
原則的に天皇陛下は政治的なメッセージを表明することはできませんが、ギリギリの範囲で問題を提起され、沖縄の人々に寄り添っているという姿勢を示されたのではないでしょうか。

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