2022年10月28日 11:00
“新品同様”「ドラム式洗濯機」が21万円引き!プロが中古家電を進めるワケ
ガイドの安蔵靖志さん。
そんなリユース家電の需要は、ここ最近伸びていると、総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」広報担当の上間綾乃さんは言う。
「当社で扱う生活家電の販売件数は、前年比10%も増えました。とくにこの夏は、上海のロックダウンや半導体不足の影響で新品の在庫が不足し、リユースエアコンが注目されました。
6月の中古エアコンの販売台数は、前年比90%増と大幅な需要増となったのです」
一昔前には「汚れや傷が多いのでは?」「ちゃんと動くの?」「すぐ壊れるのでは?」といった、マイナスのイメージを抱く人も多くいた。
ところが、いまのリユース家電は、そんなネガティブなイメージを一新!表面、内部の汚れをきれいに洗浄し、まるで新品のように“再生”されているのだ。
もちろん、年数落ちではあるものの、現在発売中の新製品と同等レベルの商品が、新品の半額以下で買えることから、ファミリー層からも支持されている。
その火付け役となったのは、‘15年から本格的にアウトレット・リユース事業をスタートした、大手家電量販店の「ヤマダデンキ」だ。
「これまでリユース家電の生産台数は年間7万台でした。