くらし情報『群衆雪崩は日本でも起きる可能性が 梨泰院圧死事故に学ぶ生き残る術』

2022年11月10日 15:50

群衆雪崩は日本でも起きる可能性が 梨泰院圧死事故に学ぶ生き残る術

【6】行きより帰りに注意

行きは徐々に人が集まるが、帰りは集中する。イベントの終了を待たず、早めに帰路につくのも◎。

密集の危険性を意識し、危険を感じたら早めに引き返す勇気が必要だ。

万が一、危険な状況になってしまったときは呼吸ができるように胸元を守ろう。人混みから逃げるときに、両腕を胸の真ん中に上げたボクサーのようなポーズをとると胸の前に空間ができ、押しつぶされそうになっても呼吸ができる可能性が上がる。

「過去の経験から(画像参照)、日本は警備態勢を構築してきました。しかし、命を守るためにも、万が一を想定するのは重要です。群衆雪崩が起きるような密集に巻き込まれては、逃げることは困難。
少しでも危険そうなら、早めに脱出しましょう」(川口教授)

悲しい事故を教訓に、密集の危険性を察知して、命を守ろう。

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