くらし情報『高齢者を叩く下半身触るで業務停止…大阪介護施設が続けていた虐待実態、施設側は「わかりません」と繰り返す』

2022年11月16日 06:00

高齢者を叩く下半身触るで業務停止…大阪介護施設が続けていた虐待実態、施設側は「わかりません」と繰り返す

施設は本誌の取材に「わかりません」と繰り返した

施設は本誌の取材に「わかりません」と繰り返した



「いま、初めて知りました。びっくりです……。そんな話、これまで一度も聞いたことがありませんでしたから」(地元住民)

11月14日、大阪市は城東区の介護老人保健施設「幸成園」を来年3月から6カ月間業務停止の行政処分にすると発表した。

男性従業員が入所者女性を殴る、下半身を触るなどの虐待をしていたことが発覚したとのこと。女性はいずれも80代以上。男性はすでに退職しており、入所者約60人はこれから別の施設へ移るなどして対応することになるという。

さらに驚くべきことに、この施設はこれまでにも市から虐待の認定を受けていた。その数、2019年から3度。
再三にわたる行政指導にもかかわらず、今回の処分となったのだ。

そこで、本誌は現地へと向かった。だが4度の虐待認定があったのにもかかわらず、聞こえてきたのは冒頭のようなコメントばかり。地元では、驚くほど内部の実態は知られていなかった。

近所の人はこう語る。

「よく笑ったり、歌を歌ったりするような声はよく聞こえてきていました。お年寄りなのでたまに大きな声を出される方がいましたけど、そんな虐待されているのではと思わせる叫び声みたいなのは、聞いたことないです。

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