電車・バス・タクシーが値上げ一覧 通勤定期が半年3000円上がる場合も
【タクシーの値上げ】
〈’22年11月14日〉
東京都23区と武蔵野市、三鷹市:初乗り料金の上限を420円→500円に。加算料金は、233メートルごとに80円→255メートルごとに100円に改定。
〈’22年12月5日〉
愛知県名古屋地区:初乗り料金を450円→500円に。加算料金は、231メートルごとに80円→232メートルごとに90円に。
〈’23年以降(時期未定)〉
岩手県:初乗り料金の上限を540円から60円以上値上げ。加算料金は、264~290メートルごとに100円を基準に検討する。
「鉄道は沿線地域の交通を独占していると考えます。同じ経路を同業他社と競合するバスやタクシーとは、値上げの意味が違います」
確かに、値上げが困るといっても、複数路線が使える地域以外は、私たちはいつもの電車を利用するしかない。
値上げがわずか10円だとしてもキツいだろう。
たとえば小田急電鉄では、乗車距離にかかわらず6カ月の通勤定期券が3240円の値上げ。夫婦2人だと6000円以上出費が増える。
「JR東日本は’23年3月から新たな定期券を導入します。それに以前からお得なチケットなどもあります。