泉房穂明石市長 地域政党立ち上げ報道に異論「政党よりも、赤ちゃん抱えたお母さんを当選させたい」
次の来年4月の市長選と市議会選挙では、ここを変えていきたいんです」
■赤ちゃんを抱えた普通のお母さんが当選する「新しい選挙」
――つまり選挙改革、そのために政党が必要ということでしょうか?
「私は政党なんて、ひとことも言っていません。勝手に “地域政党立ち上げ”とか言われているだけで……。
たしかに政党立ち上げと言われてもかまいませんが、ポイントはそこじゃない。肝心なのは既存政党や宗教団体や労働団体や業界団体など、既存勢力や既得権益に依拠しなくても普通の市民が立候補して当選できるということを次の市政選挙で証明することなんです。
12年前の私の選挙が、まさにそうでした。全部の政党、全部の労働団体、業界団体が敵でした。それでも市民だけに応援してもらうことで選挙戦を闘い、勝てたわけです。それから12年間、政党や業界団体らは私を落とすためにいろんなことをやってきました。けど市民の応援があったからこそ、今まで持ちこたえられたわけです。
4月に行われる明石の選挙では市長だけでなく、市議会議員もそうするんだと。政党や業界団体、特定の宗教団体に頼らなくても、市民だけを頼りにすればちゃんと当選できるんだというストーリーを示すこと。