2022年12月15日 15:50
羽生結弦 東京ドーム公演で“脚本家”デビュー!恩師語っていた「彼は文章うまい」
それを実現させてしまうとは、やっぱり羽生さんは不可能を可能にする男なんですね」
同じくスケールの大きさに目を見張るのが、フィギュアスケート評論家の佐野稔さんだ。
「東京ドームのあの巨大な空間をたった1人で滑るなんて、びっくりですよね。アイスショーでいちばん集客力が強いといわれる『ディズニー・オン・アイス』でも、東京ドームではやりません。アイスショーというより“羽生結弦ショー”ですよ。すごいことですよね、これは」
■自ら脚本執筆、自伝的な物語仕立てのショーか
規格外のショーの中身について、『朝日新聞』12月6日朝刊のインタビューで羽生が話している。
《いま、自分で物語を書いています》
前出のスポーツ紙記者によると、
「ショーは物語仕立てだといいます。そして羽生さん自らがその脚本を執筆したようです」
“脚本家デビュー”とは驚きだが、本誌は以前、羽生の大学の卒業論文を担当した恩師に「彼は文章がうまい」と聞いたことがある。
さらに、羽生はこう続けている。
《僕の人生って、きれいごとでまとめようと思えばまとめられるんです。でも、『私たちと一緒だな』と『羽生結弦って、普通の人間だな』って思えるような物語を考えています》
コメントから読み解くに、自身の人生を色濃く反映した自伝的なものになるということだろう。