くらし情報『羽生結弦 東京ドーム公演で“脚本家”デビュー!恩師語っていた「彼は文章うまい」』

2022年12月15日 15:50

羽生結弦 東京ドーム公演で“脚本家”デビュー!恩師語っていた「彼は文章うまい」

前出のスポーツライターもこう分析。

「羽生さんの人生には輝かしい瞬間がたくさんありますが、そういう光の部分よりも、きれいごとでない“闇”の部分を見せようと考えているのではないでしょうか」

五輪2連覇を遂げ、個人では史上最年少で国民栄誉賞を受賞。人格面でも礼儀正しい好青年。“ヒーロー”のような羽生だが……。

「強く優しく見える羽生さんだって、思春期にはお母さんに反抗したこともあったそうですし、SNSの誹謗中傷を見れば傷つき怒りを覚えることもあるでしょう。また、コロナ禍で仙台でたった一人で練習を重ね苦しんでいた時期もありました。このときのことを、『暗闇の底に落ちていく感覚だった』と本人が話しています。そしてやはり震災のことは彼の人生に大きな影を落としているでしょう」(前出・スポーツライター)
前出の坂本館長が、震災当時の八戸での羽生の様子を改めて語ってくれた。
仙台の地元のリンクが使えない状況のなかで、

「羽生さんは、仙台から当時のコーチだった阿部奈々美さんの車に乗って、2人で来ていました。八戸のホテルに3~4泊して練習して帰って、また数日後に3~4泊してという感じでしたね。八戸でも使用できる電気は最小限でした。

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