くらし情報『犬猫のペットショップ販売が禁止……ついにNY州でも新法成立』

2022年12月21日 11:00

犬猫のペットショップ販売が禁止……ついにNY州でも新法成立

犬や猫を飼ううえで必要なのは、「家族を迎え入れる」意識と覚悟だ

犬や猫を飼ううえで必要なのは、「家族を迎え入れる」意識と覚悟だ



米ニューヨーク州のホークル知事は12月15日、州内のペットショップに対し、商業ブリーダーから入手したイヌやネコ、ウサギの販売を禁じる法案に署名し、新法が成立した。2024年12月から施行される。劣悪な飼育環境下で、営利目的で繁殖を行う悪質な業者の根絶が法案の狙いだ。州内に約80店舗あるペットショップ側は法案に反対したが、州議会は6月、超党派で可決した。

法案で販売禁止としたうえで、保護犬や保護猫を引き取ることを議会は奨励。愛護団体がペットショップを借りて動物を展示したり、譲渡会を開いたりする際には、店側に場所代請求を認め、両者の今後の協力を促している。

フランスもまた、議会上院で2021年11月、動物の扱いに関する法律の改正案が可決。2024年1月から、ペットショップで犬や猫の販売が禁止されることが決まっている。
新たな法律に盛り込まれた規定として、(1)ペットショップなどで犬や猫の販売を禁止(2)動物のショーケースでの展示を禁止(3)インターネットで一般の人が犬や猫の販売を行うことを禁止、が挙げられる。犬と猫を除く動物については引き続きペットショップでの販売は可能だが、衝動買い防止のため、通りに面した窓際にケージを置いたり、動物を見せるようなレイアウトをすることは禁止されている。

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