2022年12月27日 15:50
野菜のプロ直伝の賢い買い物術…「見切り品コーナー」は鮮度管理の指標
スーパーの入口には安い野菜が置かれていることがよくあります。まず買ってもらえるように、入口付近にはそうした目玉商品を置きますから、そのスーパーの意気込みもうかがえるかと思います。まずは店に入ってすぐの商品、その価格に目を配るとお得な買い物につながります」
(2)見切り品コーナーの野菜を見る
「見切り品というと、傷物、古いものが並んでいるというイメージをもたれがちですが、必ずしもそうではありません。たとえ鮮度がよくても、棚に1つだけ残っている野菜は、そのままずっと売り場に残ってしまうことがよくあります。これは、消費者に『多くの商品の中から選択したい』という心理が働くから。このため、スーパーによっては残り少なくなったものを見切り品コーナーに移すこともあります。そのほかにも、棚替えや、季節的なタイミングの切り替えなどで、新鮮な商品が見切り品コーナーに置かれることがあります。つまり、安い掘り出しものがあることも。
また、見切り品コーナーを見ることで、そのスーパーの鮮度や品揃え、こだわりを見る指標にもなります。見切り品の品質もよい店舗は、商品管理が行き届いていると捉えることもできるのです」
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