くらし情報『バブル女子の理想の姿は森高千里だった』

2023年2月12日 06:00

バブル女子の理想の姿は森高千里だった

『ミーハー』から森高自身が作詞を手がけているが、同曲や『非実力派宣言』など、自虐的でありながら毒を吐く、斬新な詞に中毒性を感じた人は多い。

「また、『私がオバさんになっても』(’92年)での、若さや見た目ではなくちゃんと私を見てほしいという思いをつづった歌詞は、女性の間で共感を呼びました。さらに、ノスタルジックな情景が浮かびあがる『渡良瀬橋』(’93年)のような、しっとりとした大人の曲でも女性ファンをとりこみました」

一方、楽器の演奏にも定評があり、ドラムの腕前に関しては巨匠である故・村上“ポンタ”秀一さんも認めていたとも。

「’95年、泉谷しげるさんが呼びかけた阪神・淡路大震災の救済イベントでも、見事なドラム演奏を披露。ギターで参加した江口洋介さんとは、’99年に結婚しました。子育てが忙しい時期は夫婦でカレーのCMに出演する程度で、仕事をセーブしていたようですが、そもそもアーティストとしての実力は折紙つき。現在でも歌番組に出演するたびに、そのパフォーマンスが注目されています。山口百恵さんは結婚を機に引退し、松田聖子さんはバリバリ仕事を続けた。
その中間にあって、バランスよく両立したのが森高千里さんなのではないでしょうか」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.