2023年4月7日 15:50
シャンシャン 返還先の中国で立ちはだかる最強ライバル“パンダ界の水卜ちゃん”
「体の発達がほかのパンダより遅いのか、双子の弟よりもかなり小さいんです。動きもゆっくりで、足に力が入りにくいようで、木登りが苦手。頑張って木登りをする和花を観覧客が一生懸命に見守って応援していることもあるようです」(前出・ライター)
中国まで何度も足を運んでいるという熱心なパンダファンに、和花の中国での人気ぶりを分析してもらうと、
「中国ではコロナ禍の外出制限下、パンダの様子が見られる『iPanda』というライブ配信サイトが人気だったようです。そんなさなかに生まれたのが和花。ロックダウンが終わって、実際に会いに行くとみんな和花の動画を撮ってSNSにアップ。それでさらに有名になっていったように思います」
■中国でシャンシャンがアイドルになる道筋は
中国では、和花のほかにも、「ムッチリ体形で“肉肉(ロウロウ)”の愛称がつく梅蘭(メイラン)や、2年前に脱走して話題になったやんちゃな萌蘭(モンラン)などが人気」(前出・ライター)という。
パンダの頭数が多いため、ほかのパンダと区別がつく強烈な個性がないと埋もれてしまうようだ。シャンシャンのおてんばな魅力は伝わるだろうか。
中国でも愛されてほしいと思ってしまうが……。