くらし情報『羽生結弦 カナダ渡航で恩師に“別れの挨拶”ナイアガラの滝も見なかったスケート漬けの7年半』

2023年5月12日 06:00

羽生結弦 カナダ渡航で恩師に“別れの挨拶”ナイアガラの滝も見なかったスケート漬けの7年半

(前出・スポーツ紙記者)

今回のカナダ渡航には特別な意味が込められていたようだ。

「クラブにきちんとお別れの挨拶をすることが目的だったようです」(前出・スポーツ紙記者)

■スケートのためだけの日々と過ごしたトロント

練習拠点として、17歳から25歳までの約7年半を過ごしたトロントは、羽生にとっていわば“第二の故郷”。カナダ最大の都市で、市内から2時間ほど行けば有名なナイアガラの滝もあるが、羽生にとってトロントは、“スケートのための場所”だったようだ。

「彼がカナダに渡ってけっこうたった時期のことでしたが、『ナイアガラの滝を見に行ったことがない』と話していたことがあります。スケートのことで頭がいっぱいで、観光なんかには興味がなかったんでしょう」(フィギュア関係者)

羽生は自叙伝『蒼い炎II』(扶桑社)のなかでこう話している。

《トロントでは基本的に『全部がスケートのため』という感覚があるんです》

前出のスポーツ紙記者によると、
「涼しい気候や、空気がきれいでリスや小鳥がたくさんいる自然豊かな環境は気に入っていたようです。ただ、トロントにいるときは、自宅とリンクの往復の日々を送るだけ。

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