
(写真:時事通信)
少しはにかんだ笑顔で、肩を寄せ合い歩く2人……。5月21日、ブライトンFCに所属する三笘薫が、アメックス・スタジアムで行われたセレモニーに妻のクリアさんと出席したことが話題を呼んでいる。
三笘の妻であるクリアさんは陸上三段跳の選手でインカレ優勝経験もあるアスリート。三笘とは筑波大学時代の同級生である。
チームはクラブ史上初となる欧州カップ戦の出場権を獲得し、個人としても主力として活躍するなど、充実したシーズンを過ごした三笘。「(妻が)いないと僕もここには来れてないと思います」と躍進の理由を語っている。
「その言葉は大げさでないかもしれませんね。10代で出会った同級生を伴侶に選ぶことで得られる人生のメリットはたくさんあります」
そう語るのは、家族問題評論家として約3万7千件の相談に向き合ってきた池内ひろ美さんだ。
■苦楽を共にした妻が初心を思い出させる
「同級生であっても女性のほうが精神年齢は高く成熟が早いため、姉さん女房的存在にもなります。男性側からすると、活躍するようになっても自分を叱り、育ててくれる存在として頭が上がらなくなることが多いですね」
高校卒業後に即プロ入りという道もあったが、まだ活躍する自信が持てず大学進学を選んだ三笘。