保険金を受け取りながら保険料を支払うなどということのないように、条件が“緩い”保険を選んでください」
【3】死亡保障はいらない
「介護保険のなかには死んだときに保険金が下りる死亡保障がセットになっているものがありますが、その分、保険料が割高に。介護保険は介護費用をカバーするものと割り切ることで保険料の負担を安く抑えることができます」
【4】国内大手各社「介護特約」や各社「外貨建て介護保険」は避ける
「国内大手各社の介護特約は、定期型になっていて、保障が一生続かないなど使い勝手が悪いものが多いです。また、外貨建て介護保険はつねに為替リスクと隣り合わせの商品。もし運用することを中心に考えるのなら外国債券や投資信託を買うべきで、保険と運用は分けて考えたほうがいいです」
■とにかく保険料を安くしたい人には「コープの介護保険」がおすすめ
そんな長尾さんがすすめる「使える介護保険ベスト3」は以下のとおり。
「第1位のアフラック『アフラックのしっかり頼れる介護保険』は支払い条件が要介護1以上で、保険料と保険金のバランスがいいコスパに優れた保険。要介護1と2は、介護一時金の形で支払われ、要介護3以上になると年金で支払われるのが特徴です。