宮﨑駿監督 捧げ続ける『ナウシカ』製作中に逝去した病弱母への愛…新作映画にも投影
映画作りを通して、亡き母と向き合い、愛を捧げ続けた宮﨑監督。『天空の城ラピュタ』(’86年)の空中海賊の女首領・ドーラ、『となりのトトロ』(’88年公開)のサツキとメイのお母さんも、そうして誕生したキャラクターだ。
「82歳となった宮﨑監督が、自分のすべてを注ぎ込んだのが『君たちは~』です。宮﨑監督は10年前に一度引退を表明しており、年齢的に“最後の長編”になる可能性もあるといわれています。“母”が子を抱きしめるシーンも描かれていますが、病気のために息子をおんぶすることができず涙を流したという美子さんへの“ラブレター”も秘められているのだと思いました」(前出・映画関係者)
見た人ごとに、さまざまな感想を抱くという『君たちはどう生きるか』。あなたならこの作品をどう見ますか。
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