本当は間違っていたエアコン節電法7 知識をアップデートして電気代高騰を乗り切ろう
先日、ダイキン工業が「エアコンの節電に関する実態調査」を発表。約6割の人が「エアコンの節電に何らかの誤解をしている」ことが判明したという。
「正しい方法で、エアコンの電気代を節約していきましょう」
丸山さんが、電気代が上がってしまうエアコン節電の誤りを7つ教えてくれた。
【NG1】風量はできるだけ「弱」
「エアコンの室内機と室外機には、熱を空気中から集めたり逃がしたりする『熱交換器』が入っています。風量を『弱』にすると熱交換器を通る空気の量が減り、熱を集めるのに時間がかかり、電気代が多くなってしまいます。そのため、風量は『自動』にしましょう。すると、効率よく熱を運び出してすばやく部屋を涼しくしてくれます」
【NG2】室外機をカバーで覆い、直射日光があたらないようにする
「室外機の周りに障害物があると、吸い込み口と吹き出し口が塞がれて、エアコンに負荷がかかり、無駄な電力消費になってしまいます」
【NG3】こまめにスイッチを切る
「エアコンの80%の電力を消費するのが“エアコンの心臓”とよばれる圧縮機(室外機)です。スイッチを入れた直後に、圧縮機は部屋を冷やそうと勢いよく運転し始めます。