ガソリンの値上げに負けない! 運転テクで燃費がよくなる「ガソリン節約術8」
ゼロニのときに自車が目印に到着すればOK。
【2】発進は「5秒で20キロ」を意識
「発進するときは、アクセルペダルを“体重計”だと思い、足をのせて1キロずつ目盛りを徐々に増やす感覚で踏み込んでみてください。発進してから約5秒で20キロになるように緩やかに発進し、あとは目標速度まで加速するだけ。ゆっくりではなく、丁寧に踏み込むので、発進が遅れて流れに乗れず後車に迷惑がかかることもありません。この“ふんわりアクセル”が最も燃費がいいんです」
コツは、ブレーキから右足を離し、約1秒かけてアクセルに踏みかえること。その間に、ブレーキを緩めると車が自然に動きだす「クリープ現象」の力を利用でき、ガソリンの消費が少なくて済む。
「車は発進して加速するときがいちばんガソリンを使います。信号などで発進停止の回数は多いですから、発進をひと工夫するだけで節約効果大です」
【3】できるだけ一定速度で走る
同じ速度で走行しても、頻繁に速度を変えるほど、多くのガソリンが使われる。
「一般道路で一定速度を保ちながら運転するコツは、速度計だけに頼らず、流れていく景色の速さや、エンジン音やタイヤの転がる音に意識を向けること。