羽生結弦 悲願なのに…仙台新リンク発表会見に登場しなかった“真相”
、11月22日配信)
心身ともに疲れ果てた羽生。昔から望んでいた、ある計画の始動にも体がついていかないようだ。
11月28日、多目的施設「ゼビオアリーナ仙台」内にスケートリンクが開設されることが発表された。これは羽生の夢の1つだ。練習拠点である「アイスリンク仙台」以外に、市内に通年型のリンクがなかったことに、羽生は何度も苦言を呈してきた。
《世界のトップを目指すということに関していえば、仙台だけじゃなく、県内、東北全体的にフィギュアスケートを本気でやって世界のトップを狙える設備は整っていない》(’18年4月22日、平昌五輪金メダル祝賀パレード後の会見)
■念願の“ゆづリンク”にも足を運べず…
長年アイスリンク建設を訴え続けてきた、仙台市議会の佐藤正昭議員はこう語る。
「もともと市内では建設に慎重な意見も多かったのですが、世界各地から問い合わせが多数来たのです。役所がここ1年半ほど、ゼビオ側と粘り強く交渉してくれたようです。
私の提案から結実をすることになって本当にうれしいし、いい形の着地をしたなと思います。
プロを目指す人たちの練習リンクということで、市をあげて、スケートを盛り上げていくイメージです。