くらし情報『M-1王者を輩出、若手芸人に活躍の場を…“お笑い界の母”児島気奈さんがK-PROライブにかける想い』

M-1王者を輩出、若手芸人に活躍の場を…“お笑い界の母”児島気奈さんがK-PROライブにかける想い

そんな気奈さんを複雑な思いで見ていたのは、K-PROライブ常連で、’22年、M−1王者に輝いたタイタン所属のウエストランド・井口浩之(40)と河本太(39)だ。

「児島さんは苦楽を共にしてきた戦友だと思っているけど、こう言っては失礼なんですが、母親のような存在。だからK−PROに所属している芸人ばかり世話をしているのを見て、母を取られたような感覚になったんですよ」(井口)

「たしかに、母みたいな存在。ボクが大きなホールで、別の舞台の緊急ブザーを鳴らしてしまったときも、かわりに児島さんが謝ってくれたんです」(河本)

「“お笑いの母”としての話じゃなくて、たんなる迷惑かけた話じゃねーか」(井口)

「いや、お笑いのアドバイスとしては『太くんは、井口くんがオチを言う前に笑ったりして邪魔していたけど、だいぶマシになったよね』って、10年目くらいにほめてくれたんです」(河本)
「そんなの、1年目で気づけよ。しかも、厳密に言うと、今でも邪魔しているからな」(井口)

そんなウエストランドは’20年12月、K-PROライブ出身芸人として初めてM−1決勝に進出。結果は10組中9位だったが、気奈さんは「今まで生きてきた中で、一番うれしい」

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