消費の癖を知ればムダ買いを防げる 解けば知れる「行動経済学クイズ」
脳が疲れた午後は財布の紐が緩みがちに。また、閉店間際のスーパーはタイムセールで生鮮食品などが安くなっていることが多いですが、いま買わないと損だと感じる『損失回避』の影響を受けて、余計なものを買ってしまう原因になります」(橋本さん、以下同)。脳がつかれていない午前中に手短に済ませるのが◎。答え1
【2】食材はどのように買う?
1. まとめ買いする
2. そのつど買い物に行く
「『まとめて買うと安い』という思い込みがあります。過去の体験に引っ張られて判断してしまう『利用可能性ヒューリスティック』の影響によります」。その結果、賞味期限を切らしてしまうなどのムダにつながるという。答え2
【3】どちらのほうがお得な買い物ができる?
1. 年末セール
2. アウトレットモール
「限定セール」や「お得意様限定」などの売り文句には要注意。「限定という言葉からは、前述の『損失回避』の影響を受けてしまいます」。
お得なものを年中探せるアウトレットモールを活用したほうが惑わされにくいだろう。答え2
【4】買い物に一緒に行って散財しないのはどっち?
1. 夫
2. 女友達
「まわりと同じ行動を取りたがる『同調効果』が出やすいのが、同性の友人との買い物です。