くらし情報『【n番部屋事件】で終わりではなかった…知人の写真を合成してもてあそぶ“新たな犯罪部屋”の実態』

【n番部屋事件】で終わりではなかった…知人の写真を合成してもてあそぶ“新たな犯罪部屋”の実態

事件の概要を把握したサイバー捜査隊の回答は、「近隣の警察署に通報するのが原則ではあるが、オンライン上で発生した事件なので、被害者が望めば管轄に関係なく受け付けます」というものだった。警察が確認した結果、Aと私たちが目星を付けていた人物がやはり犯人だった。なんと、彼はAの中学時代の同級生だった。警察は彼の携帯電話からAの合成写真とその他の写真数千枚を確保し、2020年1月、情報通信網利用促進と情報保護等に関する法律に違反(名誉毀損と猥褻物の流布)した疑いで送検した。彼は警察の取り調べに、「昔からAが好きだったが、その気持ちを誤って表現してしまった」と明かした。

男の子が同じクラスの女の子にいじわるをしたとき、「あなたのことが好きだからだよ」と言う大人がいるが、それは間違っている。いじわるは決して愛情表現ではない。誤った愛情表現だって?いや、明白な性犯罪だ。
【PROFILE】

追跡団火花(ついせきだんひばな)

プルとタンからなる匿名の大学生2人で構成された取材チーム。「n番部屋事件」の最初の報道者。記者志望の一環として参加した「真相究明ルポ」コンクールの応募準備のなかで「n番部屋」の存在に気づき、潜入取材を開始。

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