年末年始の食費を安く! 元販売員が教えるスーパーで買い物するときの賢い裏ワザ
野菜は水洗いをして、水気をしっかり拭き取ります。水分が残っていると、氷の結晶となり食感の悪さの一因に。カットした野菜を保存袋に入れ、薄く平らにして密閉します。熱伝導率のいいアルミバットを下に敷いた状態で冷凍庫に入れると、凍るまでの時間が短くなり、おいしく冷凍できます」
にんじんや大根、里芋などの根菜類も冷凍は可能。煮物用など調理法によっては冷凍しておいてもよさそうだ。保存方法も見直しを。
「カットした白菜やにんじん、大根、三つ葉、りんごなどは、野菜室より冷蔵室がベスト。ひと玉で買った白菜やかぼちゃ、玉ねぎ、里芋、さつまいもなどは、常温で保管すると長持ちします」
節約アドバイザーの丸山晴美さんも、年末年始のスーパーの使い方は注意が必要と指摘する。
「年末向けに高騰し、高級仕様化するのは、肉や魚、加工品も同じです。お高いお肉ばかり並んで、ふだんの食材が手に入りづらいことも。クリスマス前に“節約肉”の鶏むね肉・豚こま肉・ひき肉を冷凍しておきましょう。もし、買いそびれたら“肉の日”である29日にセールをする店を狙って。お正月食材で利用する賞味期限の長いのりや昆布、餅などの加工品も“ポイントアップデー”などがある日に、買っておきましょう」