くらし情報『鳥羽一郎の衣装は7,500円。6年連続総合司会が語る「紅白」90年代ベスト場面3』

2023年12月28日 06:00

鳥羽一郎の衣装は7,500円。6年連続総合司会が語る「紅白」90年代ベスト場面3

対決!

紅白を語る上で欠かせないのが、小林幸子と美川憲一の衣裳対決。’94年、’95年と“直接対決”(前後で両者が歌う)もありヒートアップ。宮本さんが印象に残っているのは、’97年の第48回の衣裳対決だったという。

「この年、小林幸子さんご自身は衣裳とおしゃっていましたが、我々、スタッフはセット。もはや機械仕掛けの舞台装置となっていた“衣裳”で登場しました。

衣装代は歌手の皆さんの自前です。

小林幸子さんに『いくらくらい衣装代かかっているの?』と聞きました。さすがに金額までは誤魔化していましたが『うーん、世田谷に家が一軒できるくらいかな』と答えていました。
もうウン千万円の世界ですよ。

対する美川さんは、この年、プリンセス・テンコーさん監修のイリュージョンを持ち出した。

これも美川さんに金額を聞いたんですよ。

歌っている最中に、美川さんが瞬間移動するというイリュージョンの権利だけで600万円かかったそうです。それを、たった1日のためだけにお支払いになったわけです。

司会ですからどんなときでもミスは許せませんが、本番前にお二方の紅白にかける一曲にかける“覚悟”とそれにかかる金額を聞いてしまったら、とても平常心ではいられません。

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