“多言語で避難呼びかけ”に賞賛集まるサンテレビ 放送の裏にあった“阪神淡路大震災の教訓”
この映像が収録されたのは、1年ほど前のことだという。
「弊社は’21年に新社屋に移転しまして、放送機器が緊急対応しやすくなりました。これまでは機器が複雑だったため、緊急放送に切り替えるには技術を持った人が必要で、それほど多くない人数で運営している弊社にとって困難を伴うこともありました。
ですが、移転の際に『災害に強い社屋に』というテーマがありましたので、比較的わかりやすい操作で緊急対応できるようシステムが変わりました。そこで津波警報用の映像を作成し、昨年の春頃にやっと完成しました。
今では『備えがあって、本当に良かった』と思います。今後、反省点や『もっとこうしたほうが良いな』という改善点が出てきた場合、内容を更新していていけたらと考えております」
そして、広報担当者は「私自身としては、Xでの皆さんの『とても良かった』というご意見は拝見させていただいております」と明かした。
誰も取り残さない避難放送の裏には、過去の大震災の教訓があったのだ。
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