くらし情報『「収入は月2万円の年金だけ…」専業主婦517万人が老後貧困の危機!第三号被保険者も廃止検討か』

2024年3月1日 06:00

「収入は月2万円の年金だけ…」専業主婦517万人が老後貧困の危機!第三号被保険者も廃止検討か

一気に130万円を目指しましょう」

厚生年金などは会社が保険料を半分負担してくれる。国民年金、国民健康保険より負担の軽いケースが多いそう。また、収入増は老後資金の貯蓄も後押しするだろう。

「2つ目はiDeCoや新NISAで“自分年金”を作ることです」

iDeCoは専業主婦だと月2万3千円が掛け金の上限だ。夫の給与から掛け金を拠出することは贈与にあたるが、年110万円までなら申告も贈与税も不要。

「働き始めて厚生年金に加入すればiDeCoは65歳までかけられます。節税になるうえ、50代からだと10年以上ありますから、それなりの蓄えができるでしょう」

新NISAだと掛け金の税金控除はないが、運用期間が無期限なのがメリット。老後も運用しながら少しずつ取り崩すといい。


「3つ目は年金の繰下げです。夫の年金は65歳からもらい始め、妻の年金を繰り下げます」

厚生年金の平均受給額は約14万5千円(’22年度、厚生労働省)。夫婦で月3万円ずつ働いて、20万5千円なら繰り下げ期間中も暮らせるだろう。

「妻の年金が月6万なら、70歳まで5年間繰り下げると年金額は42%アップで約8万5千円。75歳まで10年間繰り下げると84%アップで11万円を超えます。

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