くらし情報『“大東亜戦争”呼びだけではない…“天皇の軍隊”を自称、日教組を敵視! 自衛隊がネトウヨ化する理由』

“大東亜戦争”呼びだけではない…“天皇の軍隊”を自称、日教組を敵視! 自衛隊がネトウヨ化する理由

「〈日本国民に愛国心が足りないのは、“(教職員組合である)日教組”のせいだ〉と言ったんです。理由を尋ねると、〈防衛大学の中で、そう話していたから〉と……」

平和教育や人権教育に力を入れてきた日教組(日本教職員組合)は、“自虐的な歴史観を子供に教えている”として、ネット右翼から長年敵視されてきた。このような自衛隊員たちの集団“ネトウヨ化”現象は枚挙にいとまがない。

2018年、自衛隊統合幕僚監部に所属する3等空佐が、小西洋之参議院議員(当時、民進党)に対し、「国民の敵」などと罵倒して問題となった。小西議員は安倍政権(当時)の安保政策を厳しく批判する存在だった。

今年1月には、陸上自衛隊の幕僚副長が、陸自の幹部たちと制服で靖国神社に集団参拝。移動に公用車を使ったとして問題になっている。

■安倍政権下で憲法の重しがなくなった

こうした行為がエスカレートし始めたのは、いつからなのか。
「自衛隊ができたころから、いわゆる“戦前回帰”をもくろむ人たちはいました。しかし平和憲法が“重し”となって歯止めをかけていた。歴代の自民党政治家たちの間でも、〈日本は平和国家だから戦争はしない〉という考えが根づいていましたから」

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