“バズる大使”レジャバさん「皇室の方々とお会いして感じるのは奥ゆかしさと品格」“日本文化大好き”の理由を明かした
ついには街中で“シュクメルリの人!”と呼ばれるまでになった。
ジョージア料理が話題になったことは、妻のアナさんの励みにもなったようだ。
「日本でジョージアを感じられる機会は少ないので喜んでいました。もともと妻は日本での生活が初めて。来日当時、ジョージア語をしゃべれる親戚や友人もいなかったので、大変だったと思います。そんな状況でも妻は、日本のご祝儀袋を気に入り、広げた袋の裏側に文字を書いて、手紙のようにして友人に送っていました。本来の用途とは違いますが、彼女も日本文化になじもうとしてくれたんですね」
そんなアナさんは、毎日のようにレジャバさんにお弁当を持たせている。
「最初はプラスチックの保存容器に詰めていたから味も素っ気もなくて。
それを不満に思って日本にはお弁当の文化があることを教えたんです。すると近所のショップで、黒塗りの木のお弁当箱を買ってきて。機能性に優れた日本のナプキンに包み、持たせてくれるようになりました」
SNSに投稿する「愛妻弁当」シリーズによって、さらにフォロワーが増えていくことに。より一層、レジャバさんを日本文化の“沼”に引き入れたのは、皇室関連行事だった。
「’21年11月には信任状をお渡しするために皇居で天皇陛下に謁見しました。