氷川きよし 若手歌手プロデュースに挑戦!お手本は“元祖ビジュアル系”の超大物歌手
氷川はこれまで歌手として第一線で活躍してきただけに、後進の育成を手がけることは意外にも思えるが……。
「演歌歌手としてデビューした氷川さんですが、’17年にはアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の主題歌として『限界突破×サバイバー』を発表。自身初のアニメソングでしたが、“演歌とのギャップがかっこいい”と話題になりました」(前出・テレビ局関係者)
’20年には初のポップスアルバムを発表。そのころ、氷川はインタビューでこう語っている。
《ずっと変わりたいという思いはあったんです。演歌でデビューしましたけど、一方でポップス歌手への憧れというのも子どもの時からあったから。その気持ちをやっぱり大事にしてもいいのかなって》(『日経エンタテインメント!』’20年8月号)
前出のテレビ局関係者は続ける。
「自身を“kiina”と呼ぶなど、近年の氷川さんは従来のイメージを打ち破ろうと模索してきました。
こうして徐々に氷川さんの新たな一面も知られるようになりましたが、そのいっぽうで氷川さんは、世間に求められていることとの乖離を感じるようになったといいます」
’22年1月、活動休止に際して氷川はInstagramに
《なかなか心と身体が思うようにならなくなり、ご期待にお応え出来ないことも》
と綴っていた。