イエロー・キャブ元社長・野田義治氏が語る女優育成の難しさ「何を言ってもセクハラ」の世代間ギャップ
“和顔”の子はベッピンではないけれど、だんだんと味が出てくる。(中略)ベッピンでなくても愛嬌があればそれだけで魅力的なんですよ》(『週刊女性』2022.11.01)
野田氏が“最後の女優”としてプロデュースする矢崎にも、どことなく愛嬌のある「和顔」の雰囲気が漂う。野田氏が女性を選ぶ際のポリシーは昔からブレていないようだ。
小池栄子やMEGUMI、そして今回の矢崎希菜など、多くの「和顔」タレントを発掘してきた野田氏。しかし現在、様々なところで「世代間ギャップ」が起きているという。
■「ここに出しておけば間違いない」という場所がない
「一回だけ(矢崎に)週刊プレイボーイをやらせたのかな。もちろん水着なしでね。それでもウチの事務所の女性スタッフたちに『矢崎さんに何をやらせているんだ』と怒られてしまって。
でもそうすると、売り込むやり方が分からなくなってしまったんです。きっかけづくりが難しいんですよ」(野田氏)
大きなメディアが衰退し、全面的なデジタルシフトが起きている現代。情報が溢れかえるなかで、いかに女優の魅力を多くの人たちに知ってもらうかに頭を悩ませているようだ。
「昔は写真集を出すってある種のステータスだったでしょ。