寺島しのぶ 父が「七代目菊五郎」を“老害”と批判浴びながら名乗り続ける「本当の理由」
父ローラン・グナシア氏の影響で、眞秀くんは流暢なフランス語を話す
《舞台の出番前、鏡に向き合い、私はこの人の血を引いていると呪文を唱え楽屋を出る》
6月16日の父の日、寺島しのぶ(51)は自らのインスタグラムに父・七代目尾上菊五郎(81)との過去の写真を公開して、メッセージを送った。
菊五郎といえば、先月27日、W襲名会見で梨園は騒然となった。息子・尾上菊之助(46)が来年5月、大名跡・尾上菊五郎を八代目として襲名。長男・丑之助(10)は六代目菊之助を名乗ることに。
ところが、当代の菊五郎も「七代目菊五郎」として引き続き活動すると発表したのだ。会見では、「52年間名乗ってきた菊五郎のまま歌舞伎人生の幕を閉じたい」と説明していた。後援会関係者はこう語る。
「團菊に象徴される、大看板・菊五郎が同時期に並立するのは極めて異例な出来事。
いっぽう、この襲名を巡り一部で父娘の確執ともとれる報道もあったので、寺島さんは否定したかったのでしょう」
寺島は女優業に加え、おかみ業にも奮闘している。長男・眞秀くん(11)は昨年5月、初代尾上眞秀で初舞台を務めた。
「かねて寺島さんは“第1子なのに自分が女性であるだけで、歌舞伎役者になれないことを知って愕然とした”と公言しています。