くらし情報『ゲリラ豪雨で気をつけたい「ベランダの劣化」床がフカフカは腐敗のサイン!』

ゲリラ豪雨で気をつけたい「ベランダの劣化」床がフカフカは腐敗のサイン!

「下地が腐っていなくて防水工事だけなら、10万~20万円ほど(床面積による)で済みますが、ベランダをすべて作り直すと100万~200万円もの工事費用がかかります」

実際に富田さんが見たケースで、「外壁塗装をお願いしたい」と依頼されてベランダを見たら、崩れ落ちそうなほど腐敗しており、結局、ベランダを丸ごと作り直したことがあるのだそう。

もしシロアリがいれば、外壁を剥がして被害の範囲を確認しなければならない。100万、200万円の費用では済まなくなる可能性もある。それだけに定期的なメンテナンスが非常に大切だ。木造住宅の場合は10~15年ごとに外壁の塗装が必要だといわれている。

一方、マンションのような鉄筋コンクリートの建物は、下地が腐るほどまで劣化することはないものの、真下の階の住人に被害を及ぼすリスクがあるという。

「たとえば、2階の天井で雨漏りしたら、その原因は多くの場合真上の3階で起こっています」

不要なご近所トラブルを避けるためにも、日ごろから、排水口の水はけ、床や壁、サッシ、手すりの亀裂やひび割れなど、定期的にチェックしておくのが賢明だろう。

そして、修繕するなら、安心できる業者を選びたい。

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