『オドハラ』強力布陣なのに1年で終了報道…佐久間Pが見せていた「他の番組との違い」
いろいろな企画を試していく中で、数字が取れたり評判のいい企画が見つかると、番組の軸ができて、回りやすくなる。出演者ありきで始まった番組は、ヒット企画が出るまで試行錯誤を繰り返すことになるので、視聴者が定着しにくいという難しさがあります」
そして、肝いりでスタートさせた大型番組でさえも1年で終わらさざるを得ないテレビ局の問題もあると、ラリー氏は指摘する。
「番組が育つのには時間がかかるので、結局はそこをテレビ局が耐えられるかどうかが大事だと思います。昔はテレビ局にも余裕があったので、“今は結果が出ていないけどもう少し育つのを待とう”と考えることがありました。でも、最近のテレビ局にはそういう余裕もないのでしょう。
テレビ自体の影響力が下がっているというのもあるし、バラエティというジャンルの難しさもあります。ドラマは見逃し配信などでもよく見られていて調子が良いのですが、バラエティは見逃し配信の視聴数も少なく、全体的に苦しい印象があります」
そんな“バラエティ冬の時代”を終わらせる国民的番組が現れる日はくるのか――。
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