『オドハラ』強力布陣なのに1年で終了報道…佐久間Pが見せていた「他の番組との違い」
あまり満足のいくものができなかったということなのかもしれません」
今のバラエティ界のオールスターともいえるメンバーが揃ったにも関わらず、番組が存続できなかった理由について、ラリー氏はこう分析する。
「面白くて数字が取れれば番組は続くものなので、そういう結果が出せなかったということに尽きます。番組開始当初にやっていたお笑い的な要素の強い企画に対して、お笑い好きは食いついていましたが、それ以外の一般的な層にはあまり受け入れられず、固定客をつかめなかったということなのかもしれません」
2組の名前を関した“冠番組ゆえの難しさ”もあるという。
「一般論として、バラエティには“企画先行型の番組”と”出演者先行型の番組”があります。たとえばクイズ番組は、クイズをやるという企画の大枠があった上で、司会者や回答者を誰にするか、どういうクイズを出すか、といったことを考えて番組を作っていきます。
いっぽう『オドハラ』は“オードリーとハライチで番組をやりましょう”というところから始まった出演者先行型の番組ではないかと思われます。出演者が先にあって、この人たちが何をやったら面白いのか、というふうに考えることになるので、ずっと新しい企画を考え続けなければいけないので、作る側の負担が大きいのです。