くらし情報『大送別会の言葉『べっぴんさん』1週間まとめ読み【第20週】』

大送別会の言葉『べっぴんさん』1週間まとめ読み【第20週】

以上、友人代表、小野明美

。そう言葉を絞めると、席を立ち、店を出て行った。

そのころ、良子の息子・健太郎も将来について悩んでいた。祖母の琴子(いしのようこ)を中心に、一人息子として家から通える関西の大学を受験して欲しいと願う家族に、本当は東京の大学に行きたいと考えている健太郎は自分の思いを告げられないでいたのだ。

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そうして昭和37年秋。さくらと健太郎は、大学受験の願書提出の時期を迎える。第一志望は東京大学だということを言い出せずにいた健太郎だったが、さくらやすみれたちの後押しで、ついに自分の本当の思いを打ち明ける。突然の健太郎の告白にショックを受ける琴子たちだったが、君枝が健太郎を応援してやってほしいと琴子に頼む。
「私、こんなにハッキリ自分の希望を言う健太郎を初めて見ました」と君枝。健太郎は琴子に愛され、大事に育っててもらったことを一生忘れないと礼を言う。「頑張りなさい!」。涙ながらに応援する琴子。

翌日、「ヨーソロー」で、さくらを待つ健太郎。やってきたさくらに東大に行きたいと家族に言えたと報告する。笑顔で喜ぶさくらを見た健太郎は、突然「さくらが好きや」

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