ルパン三世誕生から50年…作者に聞く“次に狙う新たなお宝”
’67年に漫画『ルパン三世』の連載が始まってから50年。’71年から始まったテレビアニメシリーズをきっかけに、ジワジワとルパンの知名度は全国へと広がり、’77年からのテレビ第2シリーズで、その人気は不動のものとなる。さらに劇場用映画や、’89年からはほぼ毎年のようにテレビスペシャルが放送されるなど、ルパンは今や誰もが認める“国民的ヒーロー”である。
「これまで時代時代のアニメクリエーターたちが、新しい発想で、さまざまな『ルパン三世』を作ってきました。その感性が見る側のサイクルにもピッタリ合った、そんな気がします。たとえば、宮崎駿さんの『ルパン三世カリオストロの城』(’79年)には、宮崎流のルパンがいる。つまり監督さんによって、その人らしいルパンが作られる。これがファンにとって共感できるところじゃないかと思いますね」
誕生から50年目となる今年、はたしてルパンが狙う新たなお宝は何だろうか?
「う〜ん、難しいね。
たぶん財宝とかではないでしょう。