くらし情報『作者語る『ルパン三世』の秘密2「次元大介のキャラは狙いどおり」』

作者語る『ルパン三世』の秘密2「次元大介のキャラは狙いどおり」

ナイフを使うシーンがすごくカッコよくてね。この役を次元のキャラクターにしたいと思ったんです。後にアニメーションになった次元の声が、ジェームズ・コバーンの吹き替えをやっていた小林清志さん。まさに僕のイメージとピッタリでした。“よく小林さんを次元の声に選んだな〜”と感心したことを覚えています」

次元は無口で、とにかく腕がよく、そして火気にはめっぽう強いイメージで描いたという。

「そして、ルパンとは逆に硬派。本当はあまりしゃべらないキャラでやるつもりだったけど、五右ェ門よりはしゃべりましたね(笑)。五右ェ門はさらに輪をかけたような硬派キャラだったので……。
とくにこだわったのは風貌だね。帽子とヒゲで、あのスタイルを出したかった。どこか西洋っぽく、ヤンキーな感じがする。次元は僕の狙いどおりのキャラクターなんです。まぁ、ルパンの兄貴分みたいな感じですよ」

そんな「次元大介」の名前の由来を、モンキー・パンチ先生は次のように明かす。

「『次元大介』という名前の由来は、たまたまなんです(笑)。

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