稀勢の里の父語る嫁取りの壁 お見合い殺到も「結婚10年ダメ」
と言いながら、貞彦さんはこんな意味深なことも。
「でもね、男と女のことだから。どこでどんなご縁があるか……そこは正直、本当にわからないんですよ」
案外、嫁取りの吉報は早いのか、と色めき立つ記者。しかし貞彦さん、こう付け加えることも忘れなかった。
「まあ、万が一にもそういう話があったなら、そのときは私も出て行って相手さんを見極めてちゃんと話をしますよ。でもね~、そんなこといまの横綱に限っては1%もないんです。それが本当のところ」
どうやら稀勢の里の嫁取りには、綱取り以上の険しい道のりが待っているのかもしれない。