ガス自由化で首都圏でも価格競争へ…注目は「東電EP」の一手
は、すでに超割安プランを発表し、そしてプロパンガス大手の「ニチガス」も参入している。
「電力自由化のときに、ニチガスと東電は連携し、ニチガスはプロパンガスと東電の電気をセットで販売しました。今度もニチガスと東電の2社で連携し、都市ガスを販売するわけです。両社で’19年までに100万件の顧客獲得を目指すというので、価格やサービスの競争は激化するでしょう」
つまり東電・ニチガスvs.東ガスで、シェア獲得にしのぎを削るということに。
気になる料金を見てみよう。エネチェンジの計算によると、3〜4人世帯(1年間の電気使用量は5,033kWh、ガス使用量は506立方米と想定)で、ニチガスの「プレミアム5+」と東電のスタンダードプランのセット割にすると、現行料金が1年間で21万8,025円(電気14万円5,497円、ガス7万2,528円)のところ、6,000円安い21万2,025円に。
これに対して、東ガスの「ずっとも電気」と「ずっともガス」のプランを合わせると、年間19万4,764円。差額は2万3,261円と、ガス自由化に参入する会社の新プランのなかでも断トツに安い。