ガス自由化で、関西地域で熾烈な値引き&サービス競争激化!
このうち大ガスに25万件が流れたという。
昨年9月、定例会見で関電の岩根茂樹社長は、「われわれは挑戦者だ。大阪ガスよりは競争力のある料金を意識している」と、宣言。初年度の顧客獲得目標宇は20万件以上を掲げている。顧客を取り込むために、料金比較のためのシミュレーションの受付けをいち早く開始し、豪華賞品が当たる「関電ガスへようこそ!」キャンペーンを3月末日まで実施した。
昨年12月下旬に関電が大ガスの一般料金よりも安いプランを発表したところ、年明けには今度は大ガスが値下げを発表。その1週間後には関電が「電気とガスのセット割」の下げ幅をさらに拡大させる??というように、消費者にはうれしい価格競争が起こっている。
さっそく、気になる料金を見てみよう。
エネチェンジの計算によると、3?4人世帯(1年間の電気使用量は5,033kWh、ガス使用量は506立方米と想定)では、1年間の電気代が15万710円、ガス代は8万464円で、合計23万1,174円だった。
これを関電の「なっトクプラン」に切り替えると、年間で1万3,740円も安い21万7,434円に!
「関電は、’18年1月31日までにプランに加入すると翌’19年4月分までのガス料金が1%引きになる『早期契約割引』を実施しているので、割引幅が大きくなりました」