くらし情報『ハニワはタイムカプセルだった?1,500年前を覗き見る!』

ハニワはタイムカプセルだった?1,500年前を覗き見る!

墓づくりって言うと、ムチ打って奴隷を働かせているイメージですが
古墳やハニワの細部を観察すると、その丁寧な仕事ぶりから、あまり強制的に働かされていた感じではなさそうです。
「王の墓づくりに参加するぞー!」と、お祭りに参加する感じだったみたい。

――それだけ慕われてたってことなんですかね?

それもあるかもしれません。

わたしはこれまでてっきり「王が死後寂しくないように」という思いやりでハニワが置かれているのかと思っていたが、そうではないらしい。
前方後円墳の円い部分に王が葬られている中心部があるのに対し、

image


ハニワの位置はというと

image


超すみっこ。

内田さんも「伝記みたいなもの」と言っていた通り、死後の世界というよりは
「この王はこんなに偉かったんだよ!!」と後世の人間に伝えるものだということが窺えた。 

image


ゆるかわいいで知ったハニワを通じて、1,500年前に想いを馳せる。
ハニワは古墳時代への道先案内人なのだ。


image


長い歴史の中で墓どろぼうにあって、古墳の中からいろんなものが盗まれてしまっても
多くのハニワは幸か不幸か盗まれずに今日まで残ったお陰で、いろんなことを伝えてくれる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.