石田ひかり 家庭と仕事の両立語る「百恵さんが理想でしたが…」
仕事をすることでいい気分転換になるとわかってからは、働く母になろうと決めました。うちの家訓は、『食う、寝る、遊ぶ、学ぶ、感謝する、生きる』。どれも大事なことだと思いますが、子どもの成長を見守りながら、とくに“生きる”ということを強く意識するようになりました。子どもたちによく言うんです。『あなたたちの仕事は生きていることよ!』って」
’86年に女優デビュー。映画『ふたり』(’91年)で主演のほか、NHKの朝ドラ『ひらり』(’92~’93年)、『あすなろ白書』(’93年・フジテレビ系)など数多くの作品のヒロインを演じてきた。
「30年も仕事を続けてこられたのは、作品や周りの人たちに恵まれたことに尽きます。また、同じ仕事に就いた姉(石田ゆり子)に何でも相談できたこともよかったと思います。
姉とは小さいときからずっと一緒。水泳などの習い事も、女優業も、同じ時期に始めて。私自身は、ライバル意識とかまったくないというか、戦友のような存在です」
そう語ると、レンズに向かって「奇跡の45歳!」とおどけてみせる。ますます輝く笑顔の秘訣は?
「毎日楽しく生きることです。