第22回「狩野英孝が活動再開…もう一度売れるために必要なこととは?」
という美味しいポジションにたまたま座れていたからこそ、生き残ることができていたのでしょう。
そこで考え直してみたいのが、「彼のお笑い芸人としての“志”とはいったいなんだったのだろうか?」ということです。志なんて崇高なことを書きましたが、それほど難しいことではありません。
そもそも、彼は単独ライブをほとんど行いません。また主だったネタは実家の神社をウリにした神主ネタ。ビジュアル系歌手としての活動は番組の一企画ですし、ほかにあるものといえば最近の加藤紗里さん(26)との交際関係などです。こんなのばかりが出てくる彼は、本当に“面白い芸人”と言えるのか。本当に彼自身は、お笑いが好きでやりたいのか。
そんな“そもそもの部分”について、疑問が残ってしまいます。
とはいえ、これまで彼には途切れることなく番組の席が用意され続けていました。これも一見すると「面白いからでは」と思ってしまいそうですが、本当は全身から溢れる“イイ奴”というオーラがそうさせていただけなのかもしれません。