味わい方も変わる。
お茶を存分に楽しむために、器がエスコートしてくれているようだね……。
ここからはおかわりをお願いすればお湯を淹れてくれるので
ゆったりお茶タイムが始まる。
最後には、茶葉をおひたしにして。
茶葉って硬くて苦いイメージがあったが、全然そんなことはない。
味わい深いお野菜のようなやさしいお味に感動を覚えた。
夏場に忘れてはいけないのはこちら。
「氷盛り」だ。宇治、ほうじ茶、黒蜜、白蜜の4種から選べるがわたしはほうじ茶をチョイス。ミルクのトッピングも欠かせない。ちなみにこれでミニサイズである。
冷たさを残してほろほろ溶けてゆく氷と、香り高いほうじ茶、ほんのり甘い練乳……!
かき氷は夏の贅沢の極みだ。
ここでは「金継ぎ(きんつぎ)」も行っている。
金継ぎは割れたりヒビが入ったりした器を漆で繋いで金を蒔く古来から伝わる技術。
先ほどのおひたしも、金継ぎの器で頂いた。
器を大事にしているからこそ、壊れても修復し、また使う。
その時、金で蒔いて新しい味をプラスする。