2017年9月23日 11:00
NY市警察で働く日本女性、危険な街で仕事続ける理由
京美は多くの経験と、優しさと、賢さを使って、それができる人なんだ。いっぽうで、こんなに小さな体で大きな男を速攻で逮捕するタフさもある。京美はもうすぐ、素晴らしい刑事になるはずだよ。僕は確信しているよ」(ムニョスさん)
京美さんはこの秋から、「刑事」になるための面接試験に臨む。刑事になればおもに捜査を行い、制服警官の今よりずっと、DVや性暴力の被害者と深く関われる。
「この仕事を続けるのは、もちろん、娘と2人、生きていくためです。でも、それだけじゃないな。自分でも最近わかってきたことですが、私はDV被害者や困窮家庭の子どもを助けたいんです」(京美さん)
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