くらし情報『伊藤詩織さん明かす“レイプ告白”の反響「女性からの非難も…」』

2017年11月24日 11:00

伊藤詩織さん明かす“レイプ告白”の反響「女性からの非難も…」

に審査申立を行ったが、不起訴相当の議決が出た。そして、「同じような被害に遭う人をなくしたい。そのためのキッカケになれば」と、詩織さんは自身のレイプ被害をすべてさらけ出し、出版に踏み切ったのだ。

「レイプのような性暴力をなくすには、まず、被害をオープンに話せるようにしないといけないと思ったんです」(詩織さん・以下同)

しかし意外にも、詩織さんに否定的な意見を寄せているのは女性が多かったという。

「《同じ女性として恥ずかしい。私なら、会見であんな(胸元が開いた)服は着ない》とか《私は厳しく育てられたから、飲みに行く場所も人も時間も選ぶ》という意見のほかに《事実だったとしても男性がかわいそう》などという、内容でした。丁寧な言葉遣いや文体から、おそらく年配の女性だと思います」

加害者側の肩を持つ女性までいたのだ。

「きっと、その世代の女性たちは、我慢して、男社会に合わせないと生きていけなかったこともあり、私に対して、『自分たちの時代は、女性はこうだったのに、あなたはなぜ、そんなことをするんだ』と。
でも、出版社の担当の方によると若い人にも批判的な意見はあったようです」

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