くらし情報『初詣、鈴とお賽銭どっちが先?意外と知らない年末年始のお作法』

初詣、鈴とお賽銭どっちが先?意外と知らない年末年始のお作法

(岩下さん・以下同)

【問2】門松の「松」には「神様を“待つ”」という意味が込められている

「答えは○。広がる松の枝は、空から降りてくる年神様を手を広げて『待つ』という意味があり、そのアンテナの役目を果たしています。そして長寿を招く縁起物として竹が使われるようになり、現在の門松の形になりました。やはり鏡餅と同様に、26~28日に立てるのがいいでしょう。1月6日の夕方か7日には納めます」

【問3】初日の出に向かっては、1年のお願い事をしたほうがいい

「答えは×。太陽を拝むときは、『2礼、2拍手、1礼』をします。これは、初詣でも同様です。まずは『礼』。
いちばん深いお辞儀をします。息を吸いながら頭を下げていって、下げ切った位置で息を吐き、また上げるときに息を吸う。これは『三息の礼』といいます。拍手は『ポン、ポン』とちゃんと音が響くように。ここで大事なのは、『お願い事』をするより『感謝の気持ち』を示すほうがいいということです」

【問4】初詣では、鈴を鳴らしてからお賽銭を入れたほうがいい

「答えは○。

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